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一部繰上返済(内入れ方式)とは?


住宅ローンの一部繰上返済(内入れ方式)とはどのような返済方法ですか?

一部繰上返済というのは、返済資金に余裕がある場合に、返済途中に借入金の元金部分に充当するための返済方法で、内入れとも言われます。

一部繰上返済(内入れ方式)のメリットはどのようなものですか?

一部繰上返済のメリットとしては、原則として、毎回の返済額に含まれる元金部分の累計を内入れしていくので、その回数分の期間が短縮されるということと、その期間に相当する利息部分を支払わなくてよくなるということがあります。

ちなみに、返済期間の短縮だけでなく、内入れ後の元金残高に対して、返済期間は短縮しないで毎回の返済額を減らすこともできますが、これについては融資実行先の金融機関によって異なりますので事前の確認が必要です。

内入れについて何か注意点はありますか?

次のような点に注意が必要です。

ボーナス返済月の中間での内入れ
ボーナス併用の場合の内入れ後の返済額軽減については、内入れ後の借入金残高確定のため、ボーナス返済月との中間ではその時点までの経過利息も内入れ金額に加算するので、内入れ金額の予定額が異なる場合があります。

なので、事前に確認しておくようにしましょう。

高い利率のものからの内入れ
旧公庫融資の基本融資額と特別加算額、年金住宅融資の一般融資額と特別融資額がある場合には、そのどちらかを選んで内入れすることができます。

この場合、高い利率の方から内入れするのが得です。

ボーナス併用の場合
ボーナス併用の場合、ボーナス払い分のみとか、毎月払い分のみという内入れ方法はできません。

通常、返済額一覧表にはボーナス併用での借入金残高が示されているので、分離した方法はとれないのです。

経費負担
内入れの際は、その月の返済額だけでなく内入れ額の入金も必要ですが、手数料などの経費負担も必要になりますので注意が必要です。

ちなみに、フラット35の場合は手数料はかかりません。
関連トピック
返済条件を変更する場合の手数料はどれくらいかかるのですか?

一部繰上返済(内入れ返済)や毎月返済額の増額、返済期間の延長など、当初の返済条件の変更をする場合には手数料がかかります。

住宅金融支援機構の手数料はどのくらいかかるのですか?

住宅金融支援機構や旧公庫融資、財形融資の一部繰上返済の手数料は次のようになっています。

期間短縮型※…3,150円
※内入れ後、最終期限を繰り上げるだけで毎月返済額を変更しない返済方法です。

返済額軽減型※…5,250円
※内入れ後、最終期限を変えずに毎月返済額を変更する返済方法です。

条件変更※…5,250円
※内入れではなく、ボーナス返済額を少なくして毎月返済額を多くするなどです。

民間融資の場合の条件変更の手数料はどのくらいかかりますか?

民間融資の条件変更の手数料は、固定金利期間選択型と変動金利型とでは異なりますが、およそ3,150〜52,500円と幅広いものとなっています。

固定金利期間選択型の条件変更
固定金利期間選択型は、もともと所定期間内の金利変更ができないものなので、これについて条件変更してしまうと、金融機関側にとっては借入金減少により利益確保ができないこととなってしまいます。

なので、固定金利期間選択型の条件変更の場合には、ペナルティとして手数料が高めになります。

変動金利型の条件変更
変動金利型の場合には、年2回の金利の見直しなどで借入残高に応じて金利が確保されるので、条件変更による手数料は比較的安めに設定されています。

条件変更にかかる手数料ついての注意点は何かありますか?

内入れすると元金部分が減るので、その間に発生する利息を支払わなくてよくなります。

これにより、総返済額は大幅に減らすことができるわけですが、1回ごとに手数料がかかりますので、この支出についても損得計算の中に含める必要がある点には注意してください。

また、条件変更に伴う契約書の作成が必要になり、契約金額に応じた印紙税もかかりますので、こちらの支出も考慮しなければなりません。

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