同時履行の抗弁権、特定遺贈とは?

同時履行の抗弁権とは?@

同時履行の抗弁権というのは、
双務契約の当事者の一方が、
相手方においてその債務の履行を提供するまでは、

 

自己の債務の履行を拒むことができる
という権利のことをいいます。

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例えば、不動産の売主は、
買主がその代金を支払うまでは、
目的物の引渡しや所有権移転登記の協力を
拒むことができます。

 

もし、買主が目的物の引渡しを訴えてきたとしても、
「売主は買主から代金○○円の支払いを受けるのと引き換えに買主に対し目的物を引き渡せ」
という引換給付判決がなされます。

契約が解除された場合の同時履行の抗弁権は?

同時履行の抗弁権というのは、
契約が解除された場合にも認められます。

 

なので、建物の売買で登記引渡しと代金支払いが
それぞれ完了していたような場合は、
売主は買主から登記抹消建物返還(明渡し)があるまで、
代金の返還を拒むことができます。

 

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特定遺贈とは?

特定遺贈というのは、遺贈※のうち、
特定の不動産や債権、一定の金銭、債務免除等の
具体的な財産的利益の遺贈のことをいいます。

 

※遺言による遺産の処分

特定遺贈の効力は?

特定遺贈の効力は、遺贈者死亡の時から生じます。

特定遺贈の承認・放棄は?

受遺者はいつでも遺贈の放棄ができます。

 

なお、遺贈義務者その他利害関係人は受遺者に対し、
相当の期間内に遺贈の承認または放棄をする旨の
意思表示をするよう催告することができます。

 

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